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それぞれに大事なものと優先順位

それぞれに本当に心から大切にしているものがあると思う。
それを侵す権利は誰にもないし、でも、自分が大事にしているから、ほかの人にも大事にしろ、というのもまた違うような気がする。
もし、ほかの人にも大事にしてほしければ、しかるべき言葉や態度が必要になってくるだろうと思う。
これは○○すべき、だから、それを理解しろ、というのは怠慢である。

言葉を尽くして、○○だから、○○してほしい、ということを伝えなければならない。

一方、生徒さんを見ていて、嬉しくなるような生徒さんがおられる。
年の功で、たくさん生徒さんを見てきたから、その子を見ていればわかるということもある。
一見真面目に見えなくても、それはその子なりの、誰かを大事にしていたり、あるいは、自分の立場で精一杯頑張っているということもある。
勉強ができる、ということを何よりも評価しがちであるけれど、それ以前に、人を大事にしている生徒さんがいることもある。

ただ、自分が遊びたいから、というのでもいいけれど、ここは、このメンバーでは、自分が抜けるわけにはいかない、という判断をされ、それから、ほかの人への迷惑を考えて悩んでいたりするタイプが私は結構好きである。
決して自分がどう思われる、とかいうのではなくて、真に、相手がどう思うか?と相手の気持ちを考えて行動するタイプが私は好きである。
だから、ときに、指導と重なっていても、それはそれ、と考えてしまうことがある。

かつて勤めていた学校で、生活指導をしていて、男女交際を取り締まる立場でありながら、こっそり恋愛相談に乗っていたみたいな。
公の立場としては認められなくても、私としてはわかるなあ・・・、というようなことはある。

人間だから、なんでも杓子定規にはいかない。
それぞれ性格もあるのだし、大事にしていることというのは誰にでもあるのだから。

公開:2022/08/12 最終更新:2022/08/12