みんなの相談室と学習塾「小さな学校・チェリーアンドハッピー」

ときどき、超絶暇やなあ・・・、と考えることがある。
その実先日ある人と電話で話していたときのことである。
目の前のことに必死になるのでなくて、ほかの人の批判や噂話など聞いてもそうでなくてもいい話を延々聞かされる羽目になった。
たとえばこれからの暮らし方をどうしたらいいと思う？
とかであれば素敵な提案もしようものではあるけれど。
なんて言ったらどこかで顰蹙を受けるかな？

よく若いころ言われた。
人のことが気になっているということは、その分自分の目の前のことがお留守になっているということだ！
つまりは全精力を生徒に注げ！
ということであり、そういうことを言われればまともに受け留め実行するのが私というもので、何か人のことが気になるたびに、
ああ、私暇やねんな。
と思ってきた。
よそのお家、よその誰かが気になることは誰にでもあることだろう。
でも、そのことに囚われてしまったとしたら、それは相当自分の時間を無駄に使ってしまうことになって勿体ない。
建設的に自分の時間を使いたい。

この1年、私には相当に気を遣ってきた人がいらっしゃる。
間違ったことを言っているわけでもしているわけでもないけれど、人によってはいきなり怒られることもあるかもしれないことである。
それが、その気を遣っていた対象の方は、私の言ったことをまるで曲解されずに、非常にいい意味で素直に率直に受け止めて、あれこれできることを精一杯してくださっていたことが最近わかって、私は大変感謝している。
そんな人に今まで出会ったことがなかったので、正直ほんまかいな？と今でもそういう人が存在すること自体に驚いている。
でも、それだけのことをするには、無用な人間関係になど気を遣っていられないだろうし、誰かに何を思われるか？などと考えてもいられないだろうし、それに突き詰めれば、そういうことができるということは、ご自分の能力にも、やって来られたことにも、相当に自信がおありだからだという結論に至った。
集中する、とはそういうことだろう。
人にものが言えるまでしっかり仕事をしたいものだ。
それくらい完成度の高い仕事をしたいものだと思う。