お知らせ

温泉に行って来て、たくさんのしあわせを味わいました。ふふふん、ちょっとほめられたもーん!

大動脈解離を起こして、退院してきたばかりの実家の母を、氷見の温泉に連れて行ってきました。
あさイチ、仕事をして、それから母を連れて、雨晴を経由して、温泉へ。
そこの温泉の好きなところは、炭酸泉が露天風呂にあるところです。
私は、温泉もお風呂も長湯ができない質です。
すぐにのぼせてしまいます。
温泉に行っても、なかなか値打ちのない奴で、すぐに上がってきてしまいます。
かつて、豪雪の時、朝の5時ごろから雪かきをして、さっさと温泉に行った先で、その炭酸泉の露天風呂で、同じようにお家を抜け出して来られた、私より年配の女性と、話が合い、二人で大笑いするほどの会話を楽しんでしまいました。
たぶんのぼせていることに気づかなかったのでしょう。
先に上がった私は、お洋服を着るよりも先に、バスタオルを巻いただけで、長椅子の上でぶっ倒れておりました。
そこに来られた係の人が、水に濡らしたタオルと、お水を持って来られて、こういうことはよくあって、時には救急車を呼ぶこともあると教えてくださいました。
それにしても、早く服を着なければ、先ほどのご婦人が、私との会話を気になさるだろうと思い、結構必死で立ち直り、服に着替えて外に出ました。
長話のせいで、ぶっ倒れているところなど見て、責任を感じられても困ります。
一時、何のきっかけでか、私の仕事が知られてしまい、面が割れては、あまり行きたくなくなり、それから4年間ほど、私はその温泉から足が遠のいていました。いちいち顔を見て、この人、○○やよ・・・、と言われては、ちょっと落ち着かなくなるというものです。(笑)
そのときお世話してくださった方も、受付で私を怪訝そうな顔でご覧になっていましたが、私も、あの人だよね?と考えていました。
たぶん、お互いにコロナ太りではないかと思いますが、私の場合、一年の受験指導が終わると、かなり太るので、そのせいでお互いにあれっ?と思ってしまったのかもしれません。

今回は、もう少しカッコよくて、あれこれ話しかけられました。
あんた、娘さんけ~?
とか、ここ通られ・・・、などと母に親切にしてくださる方がいらっしゃいました。

家は男の子ばっかりやから、世話してもらえんで・・・。いいねえ。
あんた、全部してあげるんとちごうて、ちゃんとできることは待って、自分でさせてあげとるがけ~?
などと、褒めてもらったり、話し掛けられればそれはそれで悪い気はしません。

私はすっかり親孝行娘の顔をして(今まで放っておいたことは誰も知らない。(笑))、いかにもずっと世話してきたかのような顔。
これが、先日の母の入院がなければ、そして、それが結構大病で、もう会えないかもしれないかと思ったことなどがなければ実現できなかったことかもしれないし、今までさんざん心配も掛けて、気苦労させた親不孝娘であることなど誰も知らず、私はとんでもない親孝行な娘、ということになっていたのでした。ふふふん。

ここ数年、忙しくて、とても温泉に行くなどという気持ちにはなれませんでした。
いえ、他県ではあっても、県内で、ちょっとした時間を使って・・・、などとはとても思えなかったし、たくさんの人が集まるところはもちろん行けませんでした。

仕事の合間に、母がいるから行けるということもあります。
この気分転換が、意外に仕事への情熱に結びついてしまい、それに母も、私の家事を褒めてくれるのに気をよくして、教室にいる今も、結構気分は最高です。
先日の、もう会えないかもしれない・・・、という心配に比べれば、一石二鳥どころか三鳥くらいのありがたさです。
それに、私がお聞きした先生方は皆様、温泉はいいですよ・・・、と母の病気についてはアドバイスしてくださったのです。
亡くなった父が一番に願っているのは、母が楽しく暮らすことだと思います。
どうも、生前の言動から考えると、私に一番その思いを託していたようです。
なんとかしてくれるだろう・・・、って?

一番ぶつかり合ったのも私でしたが、もしかしたら、一番頼りにもしてくれていたのかもしれません。

永平寺に納骨できて、ホッとしている様子の母は、今日は温泉で周りの人にちょっと羨ましがられたり、優しい声を掛けてもらって、本当にしあわせそうに見えました。

しばらくは、呑気に暮らしてもらおうと思っています。
学生時代から、本当に心配を掛けてきた娘ですから、ここは親孝行ないい子をしていようと思っています。(笑)

公開:2022/05/07 最終更新:2022/05/07