お知らせ

昨日気づいた、甘いな、私、ということ。

昨日、ある人の言葉に、少しだけ引っかかって、そのことで、ああ、私って甘いんだな、ということを実感した。
あることについての、「私、自分が許せないんです。」と言ったら、「許せないという気持ちは大事。」と言われて、初めて、ハッとしたのである。

私は男女雇用機会均等法3期生(年がバレるというものだけれども。)。
仕事をする分には、なんとかなって来てしまった。
始末書一枚書かされるでもなく、仕事ができないと言われたことの一度もない。
自分の判断でしたことについて、私は些細なことでとんでもない失敗をしたかのように感じ、いつも対応してしまう。

でも、昨年、先生筋の人に、「気にした方がいいですよ。」と言われて、ピン!と来なかったことに、やっと気がついた。

私は、自分に落ち込むことを許してこなかったんだな、と思う。
人前で仮に落ち込んでいる風であったとしても、自分自身を落ち込んだ状態に置いておくことは許さない。
サッサと立ち上がって、歩き出せ!と思ってしまう。

でも、一方、落ち込むことは大切である。
きちんと落ち込まなければならない。
気持ちも、そして意志としても。

なんでそうなったのか?その事態に陥ったのか?それを考えることは大切である。
仮にそれがどんなに些細なことであったとしても。

そして、そういう言葉を掛けてくれる人というのは、一人前に扱ってくださっているということだと思う。
そういう意味では昨日は、少しだけ嬉しかった。
初めて、自分一人で、それらしい仕事をすることになるだろう。

生徒さんにも、前向きな言葉を投げかけているし、物事の考え方のフレームを変えるようにお勧めする。
でも、ときに、しっかりと落ち込んでみるのはいいことなんだろうと思う。
人間関係でもなんでも。

公開:2022/04/05 最終更新:2022/04/05