お知らせ

人材育成ーこれも一つの教育の側面。教室で。

先日から、アルバイト生が大活躍の、チェリー・ブロッサム。

学習塾であり、予備校であるチェリー・ブロッサムと相談室であるしあわせるーむやほかの活動を含めて、チェリー・ハッピーは成り立っている。

数年前の塾生だったT先生は、お母さまのお話によると、「櫻井先生に出会って、国語の先生を目指そうかと思い始めたので・・・。」ということなのだけれど、国文科に進んだT先生は、今大学2回生になろうとしている。
入学した頃、お母さまが、「国語の教員に向いているかどうか、ボランティアでもいいから、国語の指導をさせてやって、先生が判断してみてくださいませんか?」とおっしゃっていたのだけれど、今年、一年間の成績から、特待生選抜試験受験資格をもらって、来られた。

今春、国語の指導に入っていただいている。
いずれ国語の教員として、公教育に羽ばたいていってくれることを期待しながら。
大学のレポートを書くときなど、参考文献についてなど、気軽に連絡してくれていた。
今回、ある教職の教科についてのレポートを拝見し、私は結構手厳しいことを言った。

その次の日、指導が終わった後、指導の見学を少しばかりしていたので、あれこれ注意した。
漢字の読み方、説明の仕方・・・。
学習塾にしては、結構厳しいことを要求している。

先日、2年間、初の学生講師として理系を担当しているU先生が教材を印刷しているのを見ながら、ハッと気づいた。
ああ、成長したなあ・・・。
自分で判断して、この教材、あれの教材、今は○○の時期だから、○○の対策には、○○。
自分で用意している。
一つ一つ私に訊くことなく、ちゃんと自分で判断して、しっかり生徒のことも見ている。

そのことを本人に話すと、「むしろ報告書を書いていないことが気になっていて・・・。」などと言っている。
よその塾だと、マニュアルがあって、報告書がある場合もあって・・・、とかつて話したことがあったのを覚えておられたのだった。

いや、その分責任は増すでしょう。
なんとでも報告はできる。
でも、いつも私がいて、何をしているかを知っている、あるいは感覚でわかっている方が怖いでしょ。
嘘がつけないわけだから・・・。

チェリー・ブロッサムの生徒は知っている。
私の怖さを。
優しそうに見えて、いざというとき、どういうラインを越えたら、どれほど容赦がないか?ということを。
だから、嘘が通用しないことを講師も知っている。
かつて、違うところの教え子に入ってもらおうかと思ったけれど、
「先生のところはレベルが高すぎて、無理です。」と言われた。

そんな中で、U先生の成長を見て、この春教えていただくことになったT先生にも、結構厳しめのことをお願いしている。
落ち着いているT先生。

私の言葉に、きっとズキッとくることもあるのだろうけれど、教師は、それを乗り越えなくては教師にはなれない。
粘り強い彼女は、自分自身で成長することを望んでいる。

教えてもらった生徒は、T先生には、立てた言い方をしているが、私には、なんだかフレンドリーである。
が、この差は何なんだ?
と生徒にも聞いてみた。

要するに、あなたたちにとって、私はやっぱりおかんだということね!
とは言ったけれど、それより教科指導しているつもりなんですけどね!

新鮮な彼らの指導の中から、もうずいぶん昔に置いて来てしまった、何か新鮮なものをいただこうと、期待している。
そうして、私も自分の中で培ったものを、いくらかでもお伝えすることができれば、と思っているのである。

何より、チェリーで働いてくれている若者には、
嘘はつかない。
約束は守る。
連絡をしっかりする。
都合の悪いことでも、しっかり話して、けじめをつける。

などということの大切さを伝えて、世の中に送り出したいと思っているのである。
信用を得るには、長い長い時間、コツコツとした誠実な行いの積み重ねが必要である。
それに比して、信用をなくすのには一瞬で足りることもある。

信用があればほかのことは動かせるかもしれない。
でもほかのもので、信用は、絶対に得ることはできないから。
そして、信用は、言葉よりも行動によるものだから。

公開:2021/03/27 最終更新:2021/03/27