みんなの相談室と学習塾「小さな学校・チェリーアンドハッピー」

ここ二日ほど豪雪で、まあ、久しぶりに雪かきらしい雪かきをしました。
初日からスゴイ！と言っている人もおられました。
さて、誰とお話したのだろう？

たいていおかしがられもし、ウソでしょ？と思われもしているようなのですが、それでも私は基本的に雪かきが好きなのです。
積もっている雪をどけて、きれいになって行くという、それも単純作業に、気持ちが洗われるような気がします。
仕事柄、若いころから、生活のちょっとした基本的なことも後回しにせざるを得ないこともあり、でも、雪かきの時だけは、大義名分を持って、ほかのことを放っておいて、そのことだけにのめることができる、ということが、私には気持ちよいことなのです。

マッサージに行って、
運動されてたんですか？
と訊かれるほど筋肉があるらしい私(どうも脂肪ではないらしく・・・。)は、その筋肉が付いた理由を、
絶対に雪かきのおかげだわ！
と思っています。
札幌時代、とんでもない大雪の時があって、その年は本当に雪かきを頑張ったのですが(息子をおんぶしていたら、なんとまあ、呑気な息子は、後ろでグーグー眠っていました。よほどねんねこの中が気持ち良かったのでしょう。)、そのせいかとやまにかえってきてからも、如何に素早く、いかに美しく(時には芸術的に？)玄関の雪かきをしてしまえるか？ということに命を掛けてしまう節があります。

教室をもち、なかなか広い駐車場のせいで、この私の雪かきに対する志が、いつも完徹されるとは限らなくなってきて(今年はシルバー人材センターにお願いしてみよう・・・、と思っていたら、今年に限って、私だけではなく、なかなか人手が足りていない様子で無理でした。)、そうも言っていられないことも多いのですが、それでも、無心になって雪かきをしていると、なぜか心も身体も元気になってくるような気がするから不思議です。
私は雪かきではあまり疲れません。
むしろ、新しいことをしたときの、そう、じぶんのなれしたしんだことではなく、最初に気を遣わなければならにようなことがあると、ちょっと疲れるようですが、雪かきをして、出勤した昔、
先生、元気そうよ。今朝、雪かきしてきたんじゃない？
と訊かれる始末でした。

無心で、まあ、少しは段取りなども考えるのではありますが、本当にただただ雪をよかすというのは健康的な作業です。
私はこういう単純なことを丁寧にやり遂げられる人間になりたいし、それを続けることができるようになりたい、と切に願っています。